元々は日本古来の行事である御魂(霊)祭り(みたままつり-1年を2回に分けて先祖の霊を迎えてお供え物をして祀った)が起源で、分家から本家に・嫁ぎ先から実家に・使用人から雇い主などへお供え物が贈り届けられたことに発祥します。当時は正月を前にして、年の瀬を無事に越し新しい年を迎えるにあたっての必需品として、お酒・お餅・干し魚・数の子・スルメ・昆布・塩鮭などの日持ち食品が贈られていたようです。現在では、贈られる品物も随分と豊富になりましたが、実家や日頃お世話になっている方々へ一年間の感謝を込めてお礼の気持ちが贈られています。